FC2ブログ
2005/10/27(木)
『置き去りの犬たち。』
数年前ペットショップの15匹ほどの放棄犬の貰い手探しを、一緒に頑張った元同僚のKさんから電話がありました。
Kさんの犬の散歩道に、以前から檻に入れられっぱなしの犬が3頭いる。
○○工業という工場の前に飼われているのだけど、2~3日前に工場は撤去、犬だけが檻に入れられたままだとの事。

もしや夜逃げ?!犬は置き去り?!
最悪なシナリオが頭に浮かび、取り合えず現場に行ってみました。
息子犬くん

母犬ラブちゃん。

すごい頑丈な檻が3つ並んでいてその中に1頭づつ中型~大型の犬が入っていました。
水はある子とない子と、フードは隅に散らばっていました。
はそれぞれこんもり
檻の後ろ側は結構幅のある柵になっていて、そこに向かっておしっこをすると外に樋のような物があって流れるようになっています。
回りも工場がちらほらあるだけで民家もなく苦情は来ないような場所です。
横の鉄鋼工場がもぬけの殻。
犬は1頭はちょっと凶暴な感じでしたが、他の2頭はおとなしく可愛い子でした。でもやっぱり散歩は全然してないらしく爪が伸び放題…
私たちは、おとなしい子達の檻の扉は外から簡単に開く様になっていたので、もって来たご飯をあげたり、お水を入れてあげたりしました。
扉に南京錠がかかっていた少し凶暴な子も、後の柵からはご飯があげられました。

で、どうしたものか二人で考えましたが、置き去りだったら困ると、周辺に聞き込み開始。
隣近所の工場では夜逃げ?みたいに言ってましたが、敷地を管理していた不動産屋さんを教えてくれたのでそこに行ってみました。

不動産屋さんがとても丁寧に、鉄鋼工場の移転先を教えてくれた(良かった~!!)ので、今度はそっちに行ってみました。

相手がどの様な人か、どの様に出てくるかわからないので、取り合えず低姿勢で、「気になったので聞きに伺っちゃいました~!」ってノリで行こうと話していたんですが、案に反してとってもいい感じの方でした。
奥さんが毎日夕方にご飯をあげにいってる。移転先に犬を置く許可がなかなか下りず、最後になってしまった。許可が下りなくて困ったが、保健所には可哀想でやれないと思った。やっと許可が下りて、今度の日曜には檻ごと移転先に移してメンドウみる予定だと言いました。

最悪、置き去り?!と思っていた私たちは胸をなでおろしたのですが、これからもあまりお散歩をさせてもらえない事は変わりないでしょう。

でも上手に、可愛いワンちゃんだから、これから時々お散歩させてくださいとか、会いに来ますね~とか言って快諾をもらいました。

散歩をさせなくても、檻に入れっぱなしでも悪い飼い方だと思っていない人は五万といますし、それを言って追求しても逆効果です。
『太陽と北風』の様に、少しづつあっためるようにわかってもらいたいと思いました。
犬が大好きで一直線で、この件でずっと胸が痛くて動悸がして顔も引きつっていたKさんも少しほっとしたみたいでした。
彼女は家も近いので、時間をかけてきっとワンコたちの太陽になってくれると思いました。

スポンサーサイト



るん
わんこさんたちよかったですね。
私の知り合いにも、会社のわんこが散歩もしてもらえず、全然かまってもらってなくて可哀相だと、昼の休憩に散歩にいってあげている人がいます。
わんこは、ごはんよりも散歩が好きな子もいますよね。
ハッチーさんたちのような人に巡りあえて幸せなわんこたちですね。
2005/10/28(金) 00:50:03 | URL | [ 編集]
momo
本当に、良かったです(T-T)。
前半を読んでいるとき、本当に置き去りにあってしまったワンコたちかと思ってしまいました。
でも、最後まで調べて飼い主までたどり着き、ことの真相を突き止めた行動力・・・本当に頭が下がります。
最初に発見したKさん、相談を受けたハッチーさん、きっと事の真相が分からないままじゃ、ワンコたちの事が頭から離れず、ずっと心苦しい状態だったかもしれませんよね。
犬の飼い方は、本当に人それぞれ・・・
本当に、難しいですね・・・。
ワンコたち、散歩してもらっていると良いですね。
2005/10/28(金) 13:41:33 | URL | [ 編集]
ハッチー
るんさま
ご飯がもらえて住処があるから充分・・・ではないんですけどね。

飼い方の定義は人それぞれです。
でも僭越ながら、犬や猫の心の声をもっと聞いてあげてほしいと思う現場にけっこう出くわします。
申し分なさ過ぎる(過剰な)環境にいる子達と、その反対の子達との差が開きすぎてる時代とも言えると思います。

2005/10/29(土) 00:14:24 | URL | [ 編集]
ハッチー
momoさん

とりあえず最悪な結末にならずに良かったです。
話を聞いたときから、頭の中には里親探しにまで思考が到達していて、二人とも思いあぐねていましたから。

Kさんは、最後にあの子達は良い飼い主のところに里子にやりたいと決心していたようです。
でも現実は厳しいです。
なかなか100%思い通りの結末は迎えられません。
飼い主さんの意識を少しづつ変えていくほうが早道かもと思いました。
2005/10/29(土) 00:21:20 | URL | [ 編集]












管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL: