「犬や猫に癒やされたい」-。ペットフード工業会(東京都中央区)が、団塊世代(1947~49年生まれ)を含む50代の男性300人にアンケート調査したところ、犬や猫を飼うことが定年後の人生に良い影響を与えると考える人が全体の7割を占めたことが7日、分かった。
アンケート結果によると、「犬や猫とともに暮らすことが、退職後の人生を良くするか」との問いに、「良くしてくれる」「多少良くしてくれる」と回答したのは、全体の73.6%、221人に上った。
さらに、犬や猫をペットにしている人で、定年後も「飼い続けたい」「多分飼い続ける」としたのは112人。現在は飼っていないが、定年後「犬や猫を飼いたい」という意向を示したのは67人に上った。ただ、この半数近くは住宅事情などから、現実には「飼えない」とも回答した。
定年後も犬や猫を飼い続けたり、新たに飼いたいとする理由の上位は、「癒やされそう」「生活に潤いや安らぎがほしい」「家族や夫婦間の会話などに役立つ」などが並んだ。 とこのような記事が載っていました。
最近里親探しをしていると、男性からの応募が少なくありません。
商業目的(ペットフード工業会だから?)も多々あるとは思いますが、その裏づけのような上記のアンケート結果です。
先日TVを見ていましたら、爆笑問題の田中氏が猫に過剰に(笑)頬ずりしていましたが、何でも猫が大好きで、猫と聞いただけで口元が緩むとか??
私的には良い傾向と思っていますが、昔のいわゆる男子は、人前でそのような表現をするなんてもっての外!って感じだったのではないでしょうか?!

マスメディアでの田中氏の猫アピールは微笑ましく、男がそうしてもいいんだよ、というメッセージに受け取れるのは、私だけでしょうか?!
ところで、14年ほど個人病院に勤めていて、日増しに変わっているな~と感じることがあります。
父親の子育て参加というか、子供に係わる度合いが日に日に増してるのではと感じられるのです。
私が子育てをした頃は(ウチだけではないと思うけど)子供を単独で病院に連れて行ったり、夜中の子供の様子などを事細かに報告したりする父親はいなかったように思います。
それが昨今は、病気の子供の1時間おきの様子などを記したメモを持参し説明したり、待ってる間上手に絵本を読み聞かせてあげたりと、感心すらしてしまうような父親に遭遇することが、ままあります。
我が子との関係はペットとの関係とは違うかもしれませんが、男が自分の優しさをアピールする事が恥じではなく、むしろ好感さえ持って迎えられるとのだという事は、昨今の良い傾向ではないかと私は思います。
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