「1週間以内に野良猫たちを移動させなければ毒を撒く」と言った畑の所有者ですが、(お願いしたので)動物指導センターの所長や職員がすぐ所有者宅に出向いてくれ説得をしてくれたそうです。
それで期限がこの6月いっぱいに延びたとのことですが、畑を荒らすので野良猫を排除して欲しいとの要望はそのままです。
でも、(あと数日で毒を撒かれる)と、切羽詰って相談してきたその方はずいぶん明るい声になっていました。
そこのノラ猫さんの1匹は乳腺腫瘍で手術をし、最近それがまたボコボコたくさん出てきているそうなので、長く生存するかわからないから酷い状態になったら安楽死も考慮してるそう。
要するにその猫さんは論外だけれど、あと2匹、非常に仲の良い猫さんがいるので、その子たちについては里親探しを手伝って欲しいとのこと。
う~~ん、子猫シーズンだから難しいかも?!
(みんなネットに載せてもらえば良い里親さんが見つかると、そこで安堵するのを感じるけど、実際にはとてもたいへんですのよ!)
あと、一昨年から関わったY市の繁殖業者ですが、今年に入るかはいらないかくらいに業務縮小の為に同業者に通達を出し、100匹の(一説には200匹)犬を分散してもらってもらったそうです。
同業者はてっきりこれで登録も抹消、業務も辞めるのだと思っていたそうですが、どっこい猫と数種の犬のブリードは続けているみたいです。
そんな訳で、聞きたくなかった事には、高齢や身体的な理由で貰い手がつかなかった犬30頭くらいは飼い殺しでいるとの事。
つまりその話をしてくれた人が言うには、「3日に一度とかしか食べ物をあげないで、餓死するのを待っている状態だ」との事
去年、友人Kさんがこの繁殖場の盲目のコッカーを貰ってくれたのですが、かなり痩せこけていて「もう繁殖には使えないから餌もろくにやってないけどまだ生きてる」と言ってたと聞いたから、それも本当かなと頷ける。

飼い殺しのコッカーを引取った時の様子。
負債もかなりあって、普通の人並みの生活も出来てないようだから、天罰は下っているのかもしれませんが、犬たちには何の罪もありません。
何とも辛く、胸が痛いです。
小型犬ばかりです。リスクは多々あると思うけれど、余生を見てあげたいという方がいらっしゃいましたら是非。こういう輩を助けるのは忸怩たるものがありますが・・・
明日管轄の関係機関に電話して様子を見てもらうよう言いたいです。やっていけなくて縮小したのは明白なのだから、全て白紙に戻すとか登録は抹消するとかしてもらいたいです。ご飯もろくろくやらないのに飼っていること自体動物虐待なのだけど、実際にはどうとでも言い訳は出来るのでしょう。
「ストップ・ザ・繁殖業!」


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